12.ほくろとガン

さて、私も小さいころから親などから聞かされて育ってきたが、ほくろはガンになる!と言われて久しい。自身、手のひらにもあるため、それはいつの間にか、ほくろは刺激を与えるとガンになる!というものに変わった。あれはなんだったのだろうか。脅しだったのだろうか、それとも本当なのだろうか。これは確かめねばなるまいと、いろいろと調べた結果、それは2割くらい本当であった。2割などと具体的に言うと語弊が生じるので、以下説明をさせていただきたい。
まず、それが本当にほくろであるならば、ガンとは全く関係ない。そもそも、メラニンを含む細胞であるメラノサイトが一か所に集中することにより発生する皮膚病の一種がほくろなのである。皮膚病といってもそれほどおおげさなものではなく、過剰なまでの刺激を与えない限りは、ガンはもちろん病気などにはなりえないのだ。
ただ、件の2割の部分だが、見た目は限りなくほくろなのだが、実はそうではないというものがある。それは悪性黒子腫と呼ばれるものである。黒子=ほくろと書いてあるため、やっぱりそうなのか!と思われるかもしれないが、実はそうではない。ただ、一目見ただけでは区別がつかないという点が厄介である。
実はガンでした、では困るので区別をしなければいけない。ほくろの場合は基本的に大きさは変わらないし、平坦である。黒子腫の場合は徐々に広がり、または盛り上がってくるのだ。
あれ?このほくろ、前より広がってね?と思ったらすぐ皮膚科に行こう。除去を含めた対策を講じてくれるだろう。